<

Hawaiian Relaxation Salon Mahinapuna

滋賀県大津市のロミロミサロンです。

HSPとHSC

少し前のことになりますが、定期的に参加している子育てカフェでのテーマが 「HSC」でした。

HSC って聞いたことのない方のほうがまだ多いと思います。

HSC=(Highly Sensitive Child)

感受性が豊かで 人一番敏感な子供のこと

人口の約20%は存在している、つまり5人に1人くらいは該当するということになります。ラベリングすることで誤解してほしくないのですが、これは障害でなく、あくまでも気質です。大人の場合はHSP(Highly Sensitive Person)と言います。

 

HSC(HSPも)の人は感受性が強くとても優しい人。そのためとても傷づくことが多かったり、人より感じることが多い分、疲れてしまったり、、、、みんなと同じようにすることが苦痛だったり、人と違うことで生きづらさを感じていることが多いようです。

今の日本の公教育の元では、発達障害と間違われたり、辛い思いをすることが多いのではないでしょうか。

でもHSCはこの世界に必要なとってもとってもすてきな人なのです。

 

ここまでもち上げてから言いますが、私もHSPです 笑

そして息子二人ともそうだと思われます! 

 

長男は人懐っこく、誰とでも関わったり、人前で話すことも好きではないですがこなせるタイプ。次男は新しい環境に入っていくハードルがとても高かったり、人前で話すことも極度に嫌がります。表面的にはタイプの違う2人なのですが、どちらもそうなんです。HSPのなかにもいろんなタイプがあるのです。

 

HSCなエピソードとしては、

遠方に引っ越す友人を見送りに行った時のこと。

私の横にいた長男が、急に友人のお母さんのそばへいってそっと背中を優しく叩きました。励ますような、そんな感じで…。後から聞いたのですが、お母さんは泣くのを堪えていたらしく、彼の行動に慰められたそうです。

そんな風に気持ちを自然と感じ取ることができるんです。

素敵じゃないですか??

 

子育てにおいては、HSCの赤ちゃんは敏感がゆえによく泣いたり、ちょっとしたことで目を覚ましたりするので、お母さんは大変みたいです。

うちの子は2人ともそんな感じだったので、私はずっと睡眠不足でした~。

次男は幼稚園でも入園当初は慣れるのに他の子よりずいぶんと時間がかかり苦労しました。

個性を大切にすることが根付いていない日本の教育の下では、子ども本人の苦労もありますが、子どもを支えるお母さんもしんどい思いをしてしまっているかもしれません。

私もずっと「なんか私だけ他のお母さんより大変な気がするな~」「大変なのは私に原因があるんだろうか?」とか思っていた時期がありました。

でも、子育てについて学び、視野を広げ、個性を大切にする幼稚園を選んだことで、私のとらえ方が変わっていきました。

だから、HSCという言葉は知りませんでしたが、そんな彼を認めて、そんな彼のままでいてほしいと思い、そんな彼のままでいることができる環境を選んできました。そのおかげで 現在はその点においての苦労はありません。

だって、本当にそのままが素敵だと思うのです。

 

私自身をふりかえると、子どものころ周りの感情がわかることでしんどかったり辛かったり、人と同じようにできない自分をずっと否定していました。親ができない私を否定的に思っていることも、HSCですから当然感じ取っていました。だから、必死で必死で周りの価値観に合わせていました。とてもしんどかったです。

 

でもね、繰り返しますが、HSP,HSCは本当にすてきな気質で、この世界に必要な人なのです。

HSPへの認識が広がることによって、HSPの人たちが自分を受け入れやすくなったり、周りの人たちもあたたかい理解ができるようになればいいな、と思います。

少しでもHSCの存在が認められる世の中になることを願い書いてみました。

 

HSP、HSCについてのわかりやすい本を紹介しておきますね〜。

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

 

 

敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント

敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント