シュタイナー教育
手放す前に…と思って昔読んだ本をチラッと読んでみたら……
今の私にどんぴしゃはキーワードがいっぱい〜!
前に読んだ時にはこんなにザクッとこなかった。
貪欲にいろんなことを吸収しようとしても、結局、私の受け取れる範囲のことしか、受け取れてないってことなんだな。
今回読み直した本は
- 作者: ドーリスシューラー,Doris Schuerer,鳥山雅代
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 単行本
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タイトルの通りシュタイナー教育の入門書みたいなもので、とっても優しい語り口調で書かれています。 今 悩んでるお母さんにも、まだお子さんが小さい方も、押し付けがましくなくって、とっても読みやすい本だと思います。
シュタイナー教育の難しいことには踏み込まず、1番真ん中の部分だけをやさしく伝えてくれてます。
いくつか心に残った部分を引用します。
‶子育てとは、親でも教師でも、彼ら自身の中に生きているものをこどもの中に受け継がせようとすることではなく、教育を通して、世界に新たなものをもたらすことなんだとシュタイナーは考えていたわけです。″
‶こどもの、本当に心からの要求は、自分であっていい、という安心です。「自分であること」が親をがっかりさせないんだ、と。″
‶生きる時間のプロセスは、自分の外側に「正しい答」があってそれに従うということではなく、自分のなかにある答に気づいていくことなんだ、ということです。″
その他にも 章のサブタイトル ‶わたしの気持ちにきづく″ や ‶こどもの気持ちにきづく″も感情の大切さを学んだ今となっては 目が釘付けになるフレーズです。
シュタイナー教育という言葉にとらわれず、シュタイナーに興味のない方にもぜひおすすめします。