タラブックス展 と奈良プチトリップ
タラブックス展へ行くために奈良へ息子2人と行ってきました。
トークイベントが夕方からだったので、遅めの出発。
歩いて10分くらいのところにあるこちらでランチ
気持ちのよいパティオでランチ♪
次は奈良公園へ
間近で見るたくさんの鹿に子供たち大喜びでした〜
おきまりの鹿せんべい、あんまり喜んで食べないことが驚きでした 笑
きっとお腹いっぱいもらってるんでしょうね。
その後バスで県立図書情報館へ
タラブックスの本の販売やインドのお菓子なども売ってました。
「つなみ」が発売されるまでを、出版社の中岡祐介さん、翻訳家のスラニー京子さん、映像作家の山根晋さん、装丁家の矢萩多聞さんがお話してくださいました。
最初に50分のタラブックスの印刷現場MMスクリーンのドキュメンタリーを鑑賞
本当にごく普通の、当たり前のインドの日常の中で本が出来上がっていく様子が映されていました。
タラブックスはなんだか特別な出版社のような認識が世間では広がっていってるのですが、作られている現場はごく当たり前で、なんら特別ではない日常の中にあること、決して特別ではないということが映し出されていました。
出版社の中岡さんが、つなみを出版したい想いをタラブックスのG・ヴォルフさんとV・ギータさんに得意でない英語でお手紙を書いて読み上げたという素敵なお話や、
翻訳家のさんが翻訳をするために、つなみを実際に経験された方のお話を聞くところから始まり、ポトゥア(もともとこの「つなみ」は絵巻物で、歌にのせて伝えるというためのものだったそうです)について学んだり、他の言語での翻訳ver.を勉強したり…という翻訳までの過程を聞かせていただきました。
「つなみ」という一冊の本、とても短い本なのですが、ひとの「想い」がたくさん詰まった本であること。
人の心を動かすのは文字や絵ではなく、この本の文字や絵の下にある想いのような気がしました。
※ポトゥアとは…インドの西ベンガル州やビハール州に伝わる巻物紙芝居のこと
トークイベントにまで息子と行ったのには訳がありまして…
今、長男は学校のことばの授業で、装丁家の矢萩多聞さんと本を作るWSをしてるんです。
3ヶ月くらいかけて取り組むのですが、毎週とても楽しみに参加してます。
最後は販売までするそうで、
いったいどんな本ができるのかワクワクします!
今日のお話は大人向けのものだったので難しいこともあったかもしれませんが、その言葉の下にある想いを感じてくれているような気がします。
矢萩多聞さんと
帰宅してからAmazonで買っちゃいました!Tara booksの「夜の木」
一枚一枚ハンドプリントされたとっても素敵な本です。
他にも素敵な本がいっぱい。少しづつ欲しいなぁ。
- 作者: Gita Wolf-Sampath,Sirish Rao,Bhajju Shyam,Durga Bai,Ram Singh Urveti
- 出版社/メーカー: Tara Pubns
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: ハードカバー
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